若者サポートステーションのメリットとデメリットを利用者視点から解説

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メンタル疾患を患ってから、復職や転職・社会参加など人それぞれに目標があると思います。
それぞれの目標に向けて、リワーク精神科デイケアを利用する人も多いでしょう。

今回は、若者サポートステーションについて利用者視点からメリットとデメリットをお伝えします。

こころん
こころん

若者サポートステーションは年齢制限がありますか?

ぶ~りん
ぶ~りん

若者サポートステーションは、15歳から49歳までの無職の方が対象になります。

どのようなことをやっているのか分からない方も多いと思います。

3ヶ月ほど利用して、メリットとデメリットが見えてきました。

・リワークや精神科デイケア以外の選択肢を知りたい
・若者サポートステーション(サポステ)について知りたい
・利用者の声を聞きたい

今回の記事を読んでいただくことで、若者サポートステーションについて少しは知っていただけるかと思います。

私の経験談をまじえてお伝えしますね。

【注意点】
・若者サポートステーションにより、プログラム内容や年齢制限など違いがあります。
・ぶ~りんが通っている若者サポートステーションの内容をお伝えします。

目次

若者サポートステーション(サポステ)とは?

若者サポートステーションとは、若者の就労支援を行うところです。
略称で『サポステ』と呼ばれています。

『働くこと』が最終目的ですので、リワークと共通していると思うかもしれません。
リワークとの違いについて下記にまとめました。

【若者サポートステーション(サポステ)】

・厚生労働省からの委託を受け、NPO法人が運営
・無職や離職中の方が対象
・年齢制限あり
(2020年より上限39歳から49歳に支援対象を広げている所が増えているようです)
・基本は無料

【リワーク】
・メンタルヘルス不調者が対象に社会・職場復帰を目指すためのプログラム
・福祉系から医療系・行政系など運営形態は様々
・休職中や離職中の方が対象
・利用料金が発生(前年度所得や自立支援医療制度により利用料金は変わるようです)
・行政系の施設は一部無料

精神科デイケアやリワークと比較検討される方もいると思います。

精神科デイケアとリワークについては、下記の記事を参考にしていただけると幸いです。

どのくらいの費用がかかるの?

若者サポートステーションは基本無料です。
通うための交通費はもちろんかかります。

一部の施設では利用料金がかかる所もあるようです。
(市町村の若者サポートステーションにて事前確認しましょう。)

メンタル疾患以外の方も利用しているのが特徴です。

プログラムや面談時間はバラバラです。

ぶ~りん
ぶ~りん

学校を中退された方や、ひきこもりで悩んでいる方も対象となるようです。『働く』自信をつけるための支援をおこなっている印象です。

利用人数と年齢層

私が利用している若者サポートステーションは、15歳から49歳(学生を除く)までが対象です。
プログラムにより参加人数が変わりますが、10名以下に人数制限しているようです。

若者サポートステーションということもあり、20代から30代が多数を占めています。
男性が8割ほど占めていました。

施設により違うと思います。参考程度に見てください。

プログラム内容

臨床心理士によるソーシャルスキルトレーニングや、応募書類の書き方・面接練習などキャリアコンサルティングをおこなっています。

予約制にはなりますが、企業への職業体験もあるようです。

個々によっては、臨床心理士によるカウンセリング(50分)を受けることができます。

ぶ~りん
ぶ~りん

医療機関に通院している時のカウンセリングは行っていません。

認知のゆがみに対する考え方の見直しや、生活リズムを確認することがメインですね。

カウンセリングについては、別記事にてご紹介しております。

若者サポートステーション利用の流れ

月曜日から金曜日が開所日です。土・日・祝日は休みです。

サポートを受けるための流れは以下の通りです。

電話にて面談予約
(本人以外でも家族・関係者が予約することも可能です)
初回面談
若者サポートステーションへの登録手続きをおこないます。
どのようなことを相談したいのかを職員に伝えます。
個別面談・各種支援プログラムの実施
個々の面談内容に応じて、サポステの各種プログラムを組み合わせながら支援を受けます。
必要に応じて、ハローワークなど就労支援機関や地域の行政機関、福祉機関、障害者支援機関、精神科等の医療・保健機関、NPO団体等と連携して支援を行っていきます。

若者サポートステーションを利用するメリット

若者サポートステーションを利用したことで、メリットを感じました。
私が感じたメリットをお伝えします。

カウンセリングを無料で受けられる

臨床心理士のカウンセリングを無料で受けることができる点は、最大のメリットだと感じました

カウンセリングを受けるだけでも、かなりの費用がかかります。
精神科など通院している方向けのカウンセリングではないので、治療法に関する相談をすることはできません。

しかし、相談者の話を聞いた上で考え方の癖や悩みに対する解決法など臨床心理士の”傾聴力”はさすがだなと思いました。
無料とは思えないほど親身になって話を聞いてくれます。

臨床心理士も人間です。
人により合う合わないが出てくると思います。

それでも無料でサポートしてくれるのはありがたいですね。

個々の悩みに応じたサポート体制

若者サポートステーションを利用する時に、必ず個人面談をおこないます。

ハローワークなど提携機関がたくさんありますので、個々の悩みに応じてサポートしてくれる点がメリットに感じました。
職員が親身になって対応してくれるので、相談しやすい雰囲気を作ってくれます。

ぶ~りん
ぶ~りん

ハローワークなどを通して求人を紹介してくれます。

ブランク期間が長くなったり、就職することが不安に感じている方はサポステを利用するのもありだと感じました。

個人面談の機会が多い

グループ活動のプログラムが少ない分、個人面談の機会が増えます。
1人あたり50分の面談時間があります。

社会福祉士や臨床心理士の資格をもった職員が対応してくれます。
面談することで、客観的に見てもらえることが増えます。

自分では気づかなかったことを指摘してくれるので、”いい意味”で気づきを得ることができました。

若者サポートステーションを利用するデメリット

リワークや精神科デイケアと比較することで、デメリットに感じたこともありました。
私が感じたデメリットをお伝えします。

プログラムが少ない

無料ですので仕方がない部分ではあります。

リワークや精神科デイケアと比べると、プログラム数が少ないです。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)などの講義はとても勉強になります。
職場体験を通して、職場の雰囲気に慣れることもできます。

社会人としての経験が少ない方にとっては、利用する価値はあると思います。
社会人経験が長いほど、物足りなさを感じるかもしれません。

雰囲気がゆるくて馴染めない

精神科デイケアやリワークに共通している部分です。
よくいえばアットホームですが、言い方を変えると”かなりゆるい”です。

”ゆるさ”に戸惑う方もいると思います。

サポステでは、テレビゲームが設置してあります。
利用者同士で遊ぶこともできるようです。

年齢層がリワークや精神科デイケアと比べても低いので、30代から40代の方は馴染むのに苦労するかもしれません。

ただ、グループ活動をおこなうプログラムが少ないので割り切ることはできるかなとは思います。

若者サポートステーションを利用するメリットとデメリットのまとめ

若者

今回は、若者サポートステーション(サポステ)を利用するメリットとデメリットをまとめました。

無料でサポートを受けることができますので、予約待ちの施設もあるそうです。

個人的な感想としては、ブランク期間が長くなり『働く』ことに自信をなくしている方や、社会人としての経験が浅い方向けかなとは思います。
しかし、カウンセリングや個人にあわせたサポート体制など無料とは思えないプログラムもあります。

今回、若者サポートステーションを取り上げた理由は、若者サポートステーションの情報量がリワークと比べても圧倒的に少ないと感じたからです。
これから就職する人にとって、選択肢が増えてほしいとの思いをこめて記事にしました。

今回の記事を読んでいただき、若者サポートステーションについて知っていただけると幸いです。

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ぶ~りん
「うつ病を経験したからこそ発信できることがある」との思いで書いている豚好きブロガー。

うつに役立つ情報をゆる~く発信してます。

アラフォー1児の父親です。

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